マインド

「飽きる」と「諦める」

 

「嫌なことがあったら逃げればいい」

「上手く行かなかったら辞めたらいい」

「飽きたら別のことをやればいい」

ここ最近、こういった考え方を肯定するような風潮が世間的に拡がっているのかなと思います。

嫌なこと、自分の苦手なことを続けるくらいなら、自分の好きなことや得意な土俵で戦えと。

数十年前までの日本では、「我慢して耐えること」が美徳とする価値観を大事にしている人にとっては、このような考え方は理解し難いところがあるのかもしれません。

 

時代の流れが急速に変化していて、色んな情報に瞬時に触れることが可能になった時代で、新しいことにどんどん挑戦していくのは良いことです。

色んなことに挑戦して、たくさん失敗をして、そこから学び成長を続けていく。

こういったことが近年では、誰でも簡単にできるようになりました。

情報も集めやすくなったので、興味があることなどは誰でも簡単にスマートフォンで調べることができます。

例えば、「プログラミングを勉強しよう!」と思った時に、一昔前までは専門学校やスクールで学びに行かなければならなかったのが、ウェブ上で講座が受けれるサービス(プロゲート)などを使えば、

自宅にいながら月額1000円程度でプログラミングを勉強することができます。

海外にいこう!と思えば、沖縄からでもアジア圏なら往復数万円で行き来することができるようになりました。

同じようなことが色んな分野でも起こっており、新しいことを始めるにほとんどハードルがなくなってきているのです。

 

「たくさん勉強をして、いい大学を出て、安定した職について終身雇用で定年まで働く」といった、近年までは一般的とされていた価値観も古くなりつつあります。

急速に変化していく時代の中で、何が安定か分からない今の時代、1つのことにこだわり続けることは、それが通用しなくなった時のリスクにもなります。

だから、「違うと思ったら、すぐに別のことに挑戦してみる」という考え方は、ある意味で今の時代を生き抜くために必要な考え方なのかもしれません。

ただ、この価値観を持っている中で、絶対に勘違いしてはいけないことがあります。

 

それが、「飽きる」と「諦める」を一緒にしないということです。

 

1つにこだわるよりも、たくさんのことに挑戦する方が良い。という考え方を持っていたとしても、本質を見れば「努力を継続すること」を避けて通ることはできません。

スポーツでもビジネスでも勉強でも、その分野で結果を残すには必ず、努力と継続が必要になってきます。

この「努力と継続」を重要視することなく、少し触れたくらいで結果が出ずに「これは何か違う」を繰り返してしまう人が多いのです。

今やってることを辞めて次の挑戦をすること自体はいいことなのですが、それが「諦め」なのか「飽き」なのかを自分で把握しておく必要があるのです。

 

「飽き性こそ最強」という言葉をよく聞きますが、「簡単に諦めることが最強」ということを言う人はいません。

「飽き」はある程度までやりきった時に訪れるものであり、「諦め」は努力と継続から解放される時に来るものです。

もし、飽きと諦めを混同させてしまっていると、少し辛い状況になったりしんどい時に簡単にそこから逃げてしまう自分を正当化してしまうことになります。

 

いつまで経っても芽が出なかったり、成功する見込みのない時など、「諦め」の決断が必要な時ももちろんありますが、この諦めは決して「飽き」ではないのです。

 

「嫌なことがあったら逃げればいい」

「上手く行かなかったら辞めたらいい」

「飽きたら別のことをやればいい」

 

こういう風潮があるから、「簡単に諦めてもいいや」と努力と継続ができない自分を正当化するような考え方になるのではなく、

「飽きるまで突き詰めてみる」という考え方になると、新しい景色が見えて来るのではないかと思います。

もし、あなたの中で「もう辞めようかな」という考えになった時、それは飽きなのかそれとも諦めなのか、その区別を持つようにしておきましょう。

 

 

ピックアップ記事

  1. 『大学生活』の使い方
  2. “やりたいこと”の見つけ方【インタビュー】
  3. 学生起業への挑戦【インタビュー】
  4. “今、何を優先するべきなのか”を考えるということ【インタビュー】
  5. 沖縄で活動する『LEAD ONE』とはどういうコミュニティなのか?

関連記事

  1. マーケティング

    今すぐ実践できるリサーチ方法

    ビジネスをゼロから立ち上げて商品を販売していくとき…

  2. マインド

    本質は常に地味

    「成功法則」だとか「裏技テクニック」だとか、そうい…

  1. 挑む人

    大学生活を濃くするためにできること / 大学生 国場悠一郎さん
  2. 勉強会レポート

    27日間で収益化を達成したヒミツ【勉強会レポート】
  3. 勉強会レポート

    コスト0で効率よく集客するSNSマーケティング
  4. 勉強会レポート

    動画×マーケティングを徹底攻略!
  5. マインド

    確実に成果を出すための条件
PAGE TOP