挑む人

学生起業談 –問題が起こった時の考え方–

 

沖縄の一般家庭に貢献できる事業を作りたいという思いで沖国大を休学して家事代行の会社を設立し、学生起業家として新規事業に取り組む挑む人をお迎えしてお話を伺っていきます!

 

オキラジ(FM85.4MHz)
挑む人 by LEAD ONE
7月23日 20時~20時30分
放送書き起こし

 

学生起業に至った経緯

 

ーどんな分野で学生起業をされてるのですか?

今は合同会社SUNJUという会社をやっておりまして、沖縄県の中部を拠点に家事代行の業務を請け負っております。

料理やキッチン掃除、トイレ掃除、お風呂掃除などをさせてもらっています。

依頼として多いのは、キッチンの片付けや洗濯などの、家のお母さんがやってるような仕事の代行を任されることが多いですね。

お母さん世代のスタッフを雇っていて、その方を派遣するような形で行なっております。

沖縄だと単身で仕事をされてる女性などが、仕事にいってる間に掃除を依頼されたり、共働きでも休日に掃除を頼まれたりとか、あとは年配の方の依頼も多いですね。

この前は京都の方から電話が来て、「彼女が沖縄に住んでいてインフルエンザにかかってしまったので、買い物を代行してほしい」とかっていう依頼が来たこともあります。

自分の初回のお宅には一緒に挨拶に行くんですが、やはり楽しいですね。

子供の面倒をみるとか、犬の散歩とかの業務でも全然引き受けます。

 

ーなぜ家事代行の事業を?

もともとネットでものを売ったり情報を発信したりしてたんですけど、オフラインでも何かしてみたいなと思っていました。

今年の3月くらいに、ずっとお世話になってたおじいちゃんが亡くなったんですが、亡くなるちょっと体調が悪くなり始めた時に自分の母や叔父さんが交代でお手伝いにいったりとかもしているのを見てて。

「なぜヘルパーを使わないのか?」と思っていたんですが、よく調べてみると介護保険の関係で頼める仕事にも規制が色々あって、なかなか使うことができなかったと。

自分の親は兄弟は多いからまだ成り立っていたんですが、もし兄弟が少ない家系だったら自分の家のこととかはどうしていたのかなと。

そういった大変な状況になった時に、何かお手伝いができる事業は何かと考えた結果、家事代行だと思いました。

沖縄では南部ではいくつかあったんですが、中部にはなかったので、だったら自分が作ってしまおうと。

 

ーなぜ学生のうちから、事業をやろうと思ったのか?

もともとはパソコンを使ったビジネスから始めたんですけど、そのきっかけは3年前に、友達が「自分で収入を作ってみたい」って言ってたのを聞いたことをきっかけに、そういう選択肢があるっていうのを初めて知って。

自分もやってみたいなと。

カフェとかでパソコン開いて仕事をしてるみたいなワークスタイルに軽く憧れてたのもあります。

それまでは週6でゲームセンターでバイトをしていて、それ以外で何かできたらいいなーという感じです。

きっかけはそんな感じでしたね。

それで最初はインターネットを通して情報発信をすることをメインにしたビジネスから初めて、そこで得たものを色々と応用して来た感じです。

 

ー周りが就職して行くことに対して不安はなかったか?

周りが就職していく中で、自分だけ違う選択をしていたのでもちろん不安はありました。

でも、個人で3年やって来て、自分で収入を得ることの楽しさと、自分でもやれるという自信もあったので、時間がある今のうちにチャレンジしてみたいと思いましたね。

 

問題や不安との向き合い方

ー事業をやる前と後で変わったこと

全てが変わったんですけど、時間の使い方は大きく変わりましたね。

誰にも縛られていないので、誰も管理してくれないから自己管理をちゃんとしないといけない。

考え方や物の見え方なども変わりました。

個人から法人へ切り替えた時は、それまでとは責任が変わったと思います。

個人の責任の中で動いていたのが、今は動いてくれてるスタッフへの給料なども払わないといけない。

そういう意味で責任の重さも種類も変わったという感じはします。

 

ー事業を始めて大変だったこと

個人でやってる時は自己管理が大変でしたね。

少し収入があると、すぐダラけてしまったりする。

これが会社になると自分だけじゃなくて従業員の管理もしないといけないので、そういうわけにも行かないんですが。

まぁ、大変なことは色々ありますね(笑)

 

ー時間管理はどうしているか?

全てiPhoneに指示してもらうようにしています。

例えば、夜とかに結構映画とかみるんですけど、寝る時にiPhoneに「寝てください」と言わせる。

起きるときもiPhoneに小鳥のさえずりで起こしてもらう。

iPhoneの指示には忠実に動くというのは自分の中のルールだと決めるようにしています。

 

ー問題が起こった時のモチベーションの維持について

問題が起こって「まずいな」と思うような状況でも「全てうまくいってる、順調だ」と思うようにしています。

例えば、パートナーがいなくなった時、事業を1人でやれる自信もなくてけっこう焦ったんですけど、「これは1人でもできるように成長するタイミングが来たんだなと」と思うようにしました。

そしたら、そのために自分がしないといけないことも次々と見えて来ます。

お客さんからクレームが来たときも、次に活かせるヒントをいただいたと考える。

つまり、ポジティブシンキングですよね。

自分もまだ22歳で社会も全然知らないので、色んな人からの意見も受け入れるようにはしています。

 

ー今後の展望について

会社を立てる前にビジョンとして決めたのは、5年以内に500世帯の会員様を作ることですね。

沖縄で500世帯あるということは、それだけ多くの世帯から信頼を得ている証拠なので、その信頼を集めたい。

あとは沖縄で500あればおそらく沖縄で一番の規模になるので、まずは沖縄で一番になりたいですね。

そもそもSUNJUという名前は、SUN=太陽、JU=やーにんじゅ(家族)という言葉から取っています。

関わったお客様やその家族が太陽のように明るくなれる会社にしたいという思いでこの名前にしました。

 

学生起業を考えている方へ

ー若いうちに起業したいなと思ってる人へのアドバイス

考えているのであれば、若いうちに動き出しましょう。

大学生とかであればいくらでも失敗できるし、大学のうちの失敗は将来の成功のための最高の投資でもある。

やりたいけど、資本金が必要だとかであれば、出資者や応援してくれる人を探せばいい。

あとは、やってる人に聞くのが一番ですね。

とにかく話を聞きにく。

起業というとハードルを高く感じたり、賢くなかったらできないんじゃないかと考えすぎてしまう人もいるんですけど、実際頭の良さとかはほとんど関係ないです。

自分も全然頭はよくないですし、むしろ大学の留年してるくらいですからね(笑)

まず「自分でもできる」ということを知ることです。

もし失敗したとしても、その失敗も次への成功の糧になりますからね。

 

ー挑戦することへの不安に対して

その不安っていうのは、いざ動いてみると大した不安じゃなかったことに気づきます。

ほとんどの人が見えない、実在しない不安と戦ってる場合が多いし、実施に動いてみないとその不安がなくなることもない。

やりたいと思っているなら、今やらないと後から絶対後悔します。

若いうちの失敗なんで、大した失敗ではないですからね。

恐るくらいなら一歩踏み出してみるといいんじゃないかと思います。

 

今回のラジオ音声

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